(解決策を知りたい方は本記事の最後に移動してください)
MacOSをBig Sur 11にしてから、いくつか稼働していたアプリに不具合が出始めました。TechSmithのCamtasiaとSnagitもそのうちのソフト。特にシステム音声キャプチャができない、インストールができない、設定ができないというのが大きな問題として直面。
一つ前のMacOSバージョンCatalinaの時はSnagitは2019を使っていて問題なく使えていましたが、Big Surにアップデートしてからそもそもキャプチャできなくなった、というのが一番最初の問題。
公式サイトをみる限りSnagit 2019はBig Sur対応しているんですけどね。
それに直面してから、まずはソフトウェアのアップデートということで以下を対応。
ソフトウェアアップデート
- Snagit 2019 → Snagit 2021
- Camtasia 2019 → Camtasia 2020
今のシステムはJamfを使っているので、それでアンインストール→インストールで処理。通常の環境の場合にもアンインストール→インストール、もしくは上書きで対応できるかと思います。
システム音声プラグインインストール
Snagit 2021、Camtasia 2020ともにPreferenceからSystem Audioプラグインのインストールができるようになっているんですが、どちらも失敗するもしくはインストールされているように認識されているけれど動作しない状態。
解決策
公式サイトのSystem Audio Capture Component (TechSmith System Audio Installer.app.zip)をインストールすることで解決
1. MacOS 11 Big Sur and the TechSmith System Audio Capture Component [TechSmith] を参照し、ソフトウェアをダウンロード
2. ソフトウェアをインストール
3. ダイアログに従い、必要に応じてMacOSの再起動
4. TechSmith System Audio Installer上はインストール済みのバージョンが表示される
5. Snagit、CamtasiaのPreferenceにてSystem Audioが有効になっているかどうかを確認、もしくは有効化