High SierraをOSに利用しているMac Book Air 2011にImageMagickをバイナリからインストール。Homebrewは最後エラーで失敗したので、バイナリをtar展開する手順で対応。ここまでは無事終了。しかしながら起動時に失敗してしまいました。その際の状況と対処方法を説明します。結論から言うとxquartzもインストールしましょうということです。
ImageMagickをmacOS High Sierraにインストール
インストールはバイナリをtar展開する方法で対応。各種環境変数も手順に従い設定。
Mac OS X Binary Release – ImageMagick Download
https://imagemagick.org/script/download.php#macosx
しかしながらconvert実行時に以下のエラーが出て実行できない。
dyld: Library not loaded: /opt/X11/lib/libXext.6.dylib
xquartzをインストール
ググって /usr や /private などにある可能性もあるかも?とlsしてみたけどどこにも見つからず。これはおそらくX11が入っていないと推測しxquartzをHomebrewでインストール。
brew install xquartz
xquartzのインストールはすんなり終了。ほっ。
無事起動
改めて convert を実行すると今度は問題なく起動しました。よかったー。
参考: Homebrewでインストールを試みた際のエラー
brew install imagemagick
でインストールを試みた際は、以下のエラーでインストールに失敗。
checking for python module libxml2... not found
configure: error: Python module libxml2 is needed to run this package
pipでpythonライブラリインストールを試みたんだけど、これも少してこずったので調査中断してImageMagickバイナリセットアップで対応しちゃいました。
まとめ
2011年モデルの古いマシンだし、遅いし、それほど変更やインストールの予定はないんだけど、ちょっと追加したくなったときにOSが古いと色々と問題に直面しますね。OSを上位バージョンにアップデートすれば良いだけなんでしょうが、FujitsuのScanSnapスキャナーのScanSnap Managerが動作しなくなるためMac OSを新しくできないんだよね。結論としてはxquartzをインストールし、ImageMagickをバイナリセットアップすれば問題は解決できました。古いmacOSやOSXを使っている人で問題に直面したら参考にしてみてください。