Raspberry Pi のデスクトップ画面を無操作状態でもブランクにさせない方法

Raspberry Pi (Raspbian) の初期設定では10分無操作状態になると画面が暗くなる。何かの画面を常時表示しておきたい場合、例えばディスプレイのために利用するなど、不便。

画面を常時表示させるためにはいくつか方法がある。

  1. XScreenSaver を使う方法
  2. xset を使って一時的に設定を変更する方法
  3. lightdm の設定を変更して恒久的に設定を変更する方法

XScreenSaver

スクリーンセーバーの設定にて制御。一番簡単でわかりやすい。

ガイド: SETTING THE SCREEN SAVER/SCREEN BLANKING

  1. インストール

    sudo apt-get install xscreensaver

  2. Raspberry Pi の再起動
  3. メニュー > Preferences > Screensaver を選択
  4. [Display Modes] タブ > Mode: Disable Screen Saver を選択

xset

現在のデスクトップに関してのみ一度だけ設定。恒久的な対応としてでなく、今回だけ設定したい場合には便利。つまり、再起動すると元に戻る。

ガイド: How to Disable the Blank Screen on Raspberry Pi (Raspbian)

  1. ターミナルを起動
  2. 以下のコマンドを実行

    sudo xset s off
    sudo xset -dpms
    sudo xset s noblank

尚、XScreenSaver をインストールした環境では、XScreenSaver の設定が優先されるため、これは意味がない。

lightdm

設定した後、あらためて変更しない限りこのままの設定になるとのこと。こちらは未設定のため XScreenSaver で設定したい人は試してみてもらいたい。

ガイド: How to Disable the Blank Screen on Raspberry Pi (Raspbian)

  1. /etc/lightdm/lightdm.conf ファイルを sudo 権限で編集し以下を追加

    [SeatDefaults]
    xserver-command=X -s 0 -dpms

  2. Raspberry Pi を再起動

 

参考

How to Disable the Blank Screen on Raspberry Pi (Raspbian)

SETTING THE SCREEN SAVER/SCREEN BLANKING

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